運営法人

About

石見音楽文化振興会について

音楽から
生み出される
新しい価値を
進化させていく。

 音楽の大好きな人々が集い、そして音楽奏者とオーディエンスが心地よい空間をつくること。音楽は人生において、癒しや潤い、励ましを与えてくれるものです。私たちは音楽文化の発展を図るとともに、音楽の持つ力を最大限に利用した活動を目指す団体です。

 島根県西部「いわみ地方」を中心に音楽でまちを明るくしていくこと、人の心に少しばかりの潤いをつくることを願って私たちは活動しています。

 私たち石見音楽文化振興会は2015年11月に江津(ごうつ)で設立されました。江津という名称は語源を辿ると「港」を意味し、江の川流域から発展していったまちです。元来様々な物資や文化がここ江津市に集まっていたと考えられています。

 音楽ファンの方々や音楽プレイヤーの方々とともに、このまちに音楽文化をつくり、育てることを目標に現在活動中ですが、近年はとなりまちの浜田市にも私たちの活動の幅が拡がり、協力企業様も増えてきています。江津市という「港」から船が出港するかのごとく、音楽をこの地から発信し続けていくこと。これが私たちの役割です。

 私たちは自由なる創意の中、音楽の未知なる可能性を醸成し、自他ともの喜びを常に追求していきたいと考えています。あらゆる音楽活動と音楽教育、国際音楽交流を通して豊かな文化の創造と繁栄に貢献していきます。

 

石見音楽文化振興会
代表理事 田中 健一

沿革

2015年
・11月設立

2016年
・キッズ音楽教室発足支援
Sol La Si Do Jazz Orchestra
(ソラシドジャズオーケストラ)創設
音楽フェス『solaoto -空音-』開催

2017年 
・音・食・空間のフェス「いわみ三ツ星コンサート」スタート
「江津スプリングコンサート」スタート

2019年
ジュニアシンフォニックオーケストラ創設
・法人事務所及びリハーサルスタジオ移転
・ウラジオストク国際交流

2020年
・特定地域づくり認定法人Biz.coop創設

2021年
・藤重佳久氏招聘
(当法人 音楽研究推進室 室長として就任)

私たちが
やっている
5つの事業

1. 楽器演奏家、吹奏楽指導者の支援

2. シビック音楽団体を統括・運営

3. 音楽イベントの企画・主催・運営

4. 楽器の演奏指導及び指導者の育成

5. 高齢の方や障がいをお持ちの方への音楽療法

1. 楽器演奏家、吹奏楽指導者の支援

若手演奏家のUIターンのサポート

主に音楽大学や音楽専門学校で楽器専攻した演奏家の雇用創出や受け皿を目的としたサポート支援を行っています。音楽をアカデミックに学び、演奏技術があるにも関わらず職業としての音楽家の可能性を活かしきれないという課題解決に取り組みます。

特定地域づくり認定法人Biz.coopの運営

音楽のチカラを活用したまちづくりのソリューションとして「若手演奏家のUIターンのサポート」を実践しているわけですが、この度、総務省の「特定地域づくり事業」の支援を受け「特定地域づくり認定法人Biz.coop」を設立いたしました。UIターン者をサポートする環境を整えていきます。

オンライン講習「藤重塾」の運営

音楽大学や教職課程等で教わる機会の少ない、部活動運営の実践的内容にフォーカスしてのオンラインでの藤重佳久氏の講義を行っています。これまで最前線で活躍し、日本の吹奏楽シーンを牽引してきた藤重佳久氏との対面指導を受けることで、氏自身の指導の様子や哲学をイメージとして掴み、教職に就いた後や、現在行っている指導へとそれぞれ役立てていけることを目的としています。

吹奏楽指導者養成大学校の運営

吹奏楽部顧問や指導者を目指す学生や、実際に現場で活動中の指導者のための教育機関、また地域で貢献できる吹奏楽指導者の育成を行います。

2. シビック音楽団体を統括・運営

ハイブリッドウインドオーケストラ

音楽文化の活動を通じて地域社会全体の文化の質向上に貢献することを目的として、浜田市と江津市に移住したUIターン者で構成した吹奏楽団体です。音楽の専門教育を受けた20~30代中心の若手プレイヤーが、日頃は教育現場や行政などの仕事に携わりながら、週末などの演奏会に向け、日々活動しています。音楽監督には藤重佳久氏が就任し、他では聴くことができないサウンドと音楽づくりに挑戦。新曲の紹介はもちろん、今後は委嘱作品にもチャレンジしていきます。

Sol La Si Do Jazz Orchestra

ソラシドジャズオーケストラ。2016年5月結成。県内の各バンドで活動している奏者を20人編成のビッグバンドとして招集したオールスターバンドです。メンバーは島根県西部を中心に、職業も年齢もさまざまで、音楽の素晴らしさと可能性を追求し、且つ音楽を愛する演奏家で構成されています。演奏スタイルはポピュラーなスタンダードナンバーからアマチュアでは演奏が極めて難しく高いスキルを要するものまで様々な曲に取り組んでいます。

GOTSUジュニアシンフォニックオーケストラ

江津市では児童たちが芸術に触れる機会はとても少なく、ライブの音楽を聴く機会も多くはないのが現状です。特に楽器を演奏できる活動はなく、他地域にはある小学生の金管バンドもありません。地域の習い事はスポーツ系が多く、運動に苦手意識がある児童には受け皿がない状況です。GOTSUジュニアシンフォニックオーケストラはそんな環境を少しでも整えるため、始まった楽器演奏を活動の主軸に置いた取り組みで、市内の全ての小学校から入団があり、今では大田市や浜田市からの入団者もいます。音楽の練習を通して、子供たち自身が音楽を楽しみながら、並行して生活の基本である挨拶や返事、そして協調性やリーダーシップなどを培わせることを考えています。

3. 音楽イベントの企画・主催・運営

いわみ三ツ星コンサート

国内外で音楽活動を行っているプロの個人・団体を招待し、市民が気楽に本物の芸術音楽に触れることができる環境づくりを推進するために企画しました。

また、コンサートのプログラムの中には地域の音楽愛好家や音楽大学に在学している学生に対して発表・発信の機会を提供する時間を設け、多くの人がホールを利用し石見の魅力を知ってもらいたいと考えています。

次年度も、今までの成功をステップとして実施回数も増やし、さらに進化したイベントを計画しています。

江津スプリングコンサート

ジュニアシンフォニックの演奏をはじめ、市内の中学校吹奏楽部や市民の吹奏楽団がそれぞれ音楽ステージを作ります。

また、吹奏楽のさらなる可能性を地域の子供たちや市民の皆さんに知ってもらうために、全国レベルの団体を毎年招聘して、同じステージで演奏して頂くことも続けています。過去には防府市立中関小学校吹奏楽部、出雲市立第一中学校吹奏楽部などの演奏を多くの吹奏楽ファンと聴く機会を得ました。

4. 楽器の演奏指導及び指導者の育成

令和5年度から部活動を段階的に地域移行する流れが加速していくと思います。そのような中で、外部指導者、または部活動指導員としてのスキルを備えていくことが重要と考えます。単に技術的な指導だけではなく、生徒指導も兼ねた力を育成するべく、活動しています。

5. 高齢の方や障がいをお持ちの方への音楽療法

地域課題でもある高齢者の介護予防や認知症改善を音楽を使って支援したいと考えます。特に、近年は欧米でも代替医療として注目されている音楽が、どのような可能性を秘めているのかを今後研究していきます。

リハーサルスタジオ

浜田市内・江津市内にあるリハーサルスタジオで活動しています。(石央文化ホールも利用しています。)

江津スタジオ

hamairo

夢の音村

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